我が子は働く車が大好き

最近、近所のお宅が駐車場を広くする為に庭を壊して整備している。

業者さんが入って施工しているのだが、トレーラーや生コン車、ショベルカーなど、いわゆる働く車が沢山出入りする様になり、我が家の長男と次男が大はしゃぎしている。

わざわざ近くに行って挨拶をしてくる始末だ。

近づくと危ないので慌てて止めている。


こんな近くでマジマジと見学できる機会も少ないので、興味津々で飽きもせず家の庭から見ている。

近所の知り合いがいるとわざわざ作業の内容を拙い言葉で報告し、自慢気だ。

近所の奥さんは何言ってるのかわからない顔で取り敢えず頷いてくれる。

すみません…。


長男は作業車と同じトミカを持ってれば家から持ってきて、同じ動きを真似して遊ぶ。

きっと彼はこうして興味のある物の解析をしているのであろう。


外で大型トラックを見た時、「カッコいいね!ぼく大きくなったらアレに乗るんだよ!」と言っていたのだが、幼稚園のお誕生会での発表で彼はこう言った。

「大きくなったら消防車になりたいです」

ん?消防車に乗りたいの間違えかな?と思っていたのだが、あとで本人になんて言ったのか聞いたら、やはり「消防車になりたい」と言った。

どうやってなるの?と聞くと、プリキュアを見ている影響なのか、こうやって変身するんだよ!と嬉しそうに言っている。


子供の思う可能性は無限大だな…と改めて思い知った。

そして彼の働く車への愛は、しばらくは飽くなく続くのだろう。

しかし息子よ頼むから、ご飯を乗り物に例えて机や椅子を走らせる行為はやめて、ご飯に集中してくれ。